ブログをご覧いただきありがとうございます!カイシャ工房の山田です。
最近では「大手企業に入社しても安定できる時代ではなくなった」とよく言われます。
キャリアアドバイザーとして様々な方や企業と関わってきましたが、実感ベースで本当にそう思います。
しかし、未だに保護者の方で大企業に勤めることをゴールとしてお話される方がいます。
それ自体が悪いことではないですし、否定するつもりはありません。
ただ、そういう方は情報を正しく捉えられていない、もしくは情報が古いことが多いです。
そこで、「大企業が安泰じゃないって本当?」をシリーズとして、様々な角度で検証していこうと思います。
(何回までシリーズが続くかはわかりません笑)
2002年から2012年までの日本って実は!?
株式市場に上場している会社のうち、2002年から2012年までの10年間で株価が上昇した会社は、なんと全体の70%なのをご存じですか?
しかも株価を上げた企業のうち、7割が株価だけでなく、利益も2倍以上の成長を記録しています。
7割の7割なので、全体のほぼ半分ですね。
2002年からの10年間は、「失われた20年」と言われる中に含まれており、派遣切りやボーナスカットなどの言葉が生まれました。
そんな中でも、日本の上場企業のうち7割が成長していたし、5割の企業が利益も株価も2倍以上伸ばしていたのです。
大企業といわれる会社の実績は?
日本の上場企業のうち、大企業=大型株の数は全体の4%しかありません。
残りの96%は中小企業です。
10年間で成長していた企業のほとんどが中小企業なんですね。
では大企業がどうだったのかを見ていきましょう。
そうそうたる大企業が名を連ねる「トピックス・コア30」を見ると、2012年までの10年間でなんとマイナス24%!
こちらは悲惨な結果となっています。
さいごに
ここまで読んでいかがでしたか?
まだ大企業は安定と呼べるでしょうか?
もちろん大企業でも成長している会社はありますし、大企業にしかない魅力もたくさんあります。
ただ、盲目的に大企業を目指すことが正義!という考え方は非常に危険です。
この事実を元に、どういうキャリアを歩みたいのか?を考えてみてください。
なお、上記のデータなどは【14歳の自分に伝えたい「お金の話」藤野英人著】を参考にしています。
とてもわかりやすく、読みやすい本ですのでオススメです!
カイシャ工房では、このようなデータを元にしたキャリア教育も実施しています。
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