カイシャ工房代表の山田です。
今回はちょっと変わった角度で文理選択について考えていきたいと思います。
よく言われる文理選択の方法として、
・好きな教科や興味で選択する
・なりたい職業から選択する
などがありますよね。
色々な方法があると思いますが、今回は自分の「特性」から文理選択をする視点をお伝えします。
そもそも文系・理系とは何か?
文系理系についての説明は色々とあると思いますが、私は下記のように理解しています。
文系は「人間について学ぶ学問」、理系は「自然について学ぶ学問」
文系で想像しやすい学問として「文学部」「経済学部」「法学部」「心理学部」などがあると思います。
これらに共通する点としては、人間の活動について学んでいくということで、明確に証明できない(答えがない)領域が多いことが特徴です。
対して理系の学部でイメージしやすいのは「工学部」「理学部」「生物学部」「農学部」などです。
これらは自然現象について学んでいくということで、数学的な手法で一貫できる領域が多いことが特徴です。
自分の特性は何か?
これだけでも、おおまかにどちらに興味があるかを感覚で理解できる人も多いのではないでしょうか?
・そもそも人と話すのが好き
・コミュニケーションや人間関係などに興味がある
・どうやったらみんなが幸せになるのかを考えたい
などの傾向があれば、学問としては文系の領域が良いかもしれません。
逆に、
・きっちりかっちり答えが出ることが好き
・再現性のある事象が好き
・解決策を具体的に考えてしまう
などの傾向があれば、理系がおもしろいかもしれません。
これらは考えるのではなく、自分の持っている「特性」です。
その特性に合わせて選ぶという観点が合ってもよいと思います。
さいごに
さいごに個人的なアドバイスを入れると、文理選択はどっちでもよいと思っています。
これは投げやりな理由ではなく、結局は両方学ぶ必要があると思っているからです。
そもそも文理選択を重要な決断だと思ってしまう理由は、大学受験に合格することが目的になっているからです。
ビジネスにおいては、どちらかだけを極めればよいというわけではありません。
たとえば、最新のAI研究をしている人には、高い倫理観が求められます。哲学を学ぶ必要がありますね。
マーケティングや経営をする上で、統計学的な数字の感覚は必須です。
文系も理系も両方必要なのです!実際に最近は文理融合の学部が増加してきています。
メリットデメリットだけでなく、自分がどういう特性を持った人間かを考えることも重要です。
自分がどんな特性があるかわからない人は、ぜひ一度話をしましょう!
少しはきっかけになる気づきを与えられるかもしれません。
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