「もっと集中しなさい」
誰もが一度は言われたことがある言葉だと思います。
その言葉自体が間違いではないですが、課題の解決策として「集中力がない」ことだけを伝える人が未だにいます。
集中力を出そう!と思って出せる人はいますか?
集中したくてもできないから悩んでいるんです。
そういう人に限って、「集中する方法」を考えていなかったりします。
そもそも、集中力が発揮できる環境や条件は人によって全然違います。
一方的なティーチングでは集中する方法を伝えることはできないのです。
では、どうしたらよいのでしょうか?
集中するためには自分自身の特性を知る
「集中する方法」と一口に言っても、様々な切り口と伸ばし方があります。
・集中するスピードを上げたい
・集中を持続する時間を延ばしたい
・どこでも集中できるようにしたい
・集中の質を上げたい
などです。
要するに、「集中力が長時間続くが、集中するのに時間がかかる人」がいたり、
「集中力が長く続かないが、どこでも集中できる人」など個々人の特性があります。
これを把握せずに、後者の人に「おまえは集中力がない」と言うのは間違っていると思います。
残念ながらこのように言う人が多いため、自分自身で「集中の特性」を知っておくことが重要です。
どうやって「集中の特性」を知るのか
①自分が集中できる環境を知る
周囲に人がいるほうがいいのか、いないほうがいいのか?
音はあるほうがいいのか?ないほうがいいのか?
視界には何があるとよいのか?
集中する前にいつもすることはあるか?
これらを考えることによって、自分がどのような環境で最大限の集中力を発揮できるのかがわかるようになります。
②自分の集中特性を知る
集中できる長さはどれぐらいか?
集中できる間隔はどれぐらいか?
集中するのにどれぐらいの時間が必要か?
集中するのに場所は関係するか?
これらを知ることで、集中力を最大限使う作業や勉強をどのタイミングでどう行えばよいかがわかります。
上記の2つを、色々試しながら理解することで集中力をコントロールすることができるようになります。
さいごに
頭ごなしに「集中しなさい」といくら言っても効果が薄いです。
それだと未来のエジソンになるかもしれない子どもの可能性を潰してしまいます。
(発明王のエジソンは幼少期に集中力がなくてよく怒られていたらしいです)
自分に合った集中の仕方を知ることで、物事が何倍も効率よく進みます。
自分自身を理解することが、集中力に繋がるって素敵だと思いませんか?
カイシャ工房では個人に合わせた指導をこのように実施しています。
もちろんここに書いたことだけでなく、集中の仕方を知る方法はたくさんありますので
気になる方は一度お問合せください!
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