カイシャ工房代表の山田です。
今回ご紹介したいコーチングの重要スキルは「アサーティブネス」です。
恐らく聞いたことがない人がほとんどだと思います。
「アサーティブネス」とは、「自分と相手をお互い尊重しながら、自分の言いたいことを伝え、物事を前進させていくこと」です。
・相手が感情的になる
・ネガティブな表現ばかりを使う
・約束した行動を起こさない
・遅刻してくる
学生と対峙していると、上記のようなことがよくあります。
このようなときに、軽い注意ですませる先生が少なくありません。
「アサーティブネス」を活用することの重要さについて書いていきたいと思います。
自己主張の捉え方
「アサーティブネス」は、「人は自己主張をすることで、良好な人間関係を築くことができ、幸福な人生を歩むことができる」という基本的な考え方にのっとっています。
「アサーティブネス」は、まったく同じ意味の日本語は存在しません。
「アサーション」や「Win-Winな自己主張の方法」、「さわやかに自己主張する方法」などと言われたりしています。
しかし、「自己主張する」ということは、ともすれば「わがまま」ととらえられる可能性があり、「空気を読む」という言葉に代表されるよう顔色をうかがいながら生活しています。
「自己主張」しないことのリスク
自己主張をすることが苦手、できない人には次のような傾向が見られます。
・自分の意見や自分自身に自信を持つことができない
・自分の気持ちを抑え込むため、ストレスを抱え込む
・自分の意見や本当にやりたいことがわからなくなる
こうなってしまうと、新たなことに挑戦することができなくなってしまい、結果的に主体性を失ってしまいます。
また、自己主張をしない、できないようなコミュニティでは多様性が育まれません。
自分の思っていることを建設的に相手に伝える能力は、相手にとっても「本当に必要なこと」に気づかせる可能性を持っており、それによってお互いの価値観を尊重できるようになります。
「自己主張」を引き出すために
とくに学生から自己主張を引き出すのにはたくさんのテクニックやマインドが必要になります。
- 自己主張のスタイルを見極める
- 自分の感情を理解してコントロールする
- 感情表現のレパートリーを増やす
- 自分自身の捉え方を知る
- 相手によって伝え方を変える
細かく書くともっと色々ありますが、自分の状態と相手の理解、さらにカスタマイズした伝え方が重要です。
気になる方は、ぜひ一度無料コーチングを体験してみてください!
学校の先生との違いには間違いなく気づいてもらえるはずです。
そして、適切なコミュニケーションから自分自身の理解が深まる感覚をぜひ体験して欲しいと思います。
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