カイシャ工房代表の山田です。
子どもの教育について、責任は誰が負うべきだと思いますか?
博報堂生活総研「生活定点」調さによると、「子どものしつけは親の責任であると思う」と答えた人の割合は、2020年は82.2%でした。
年代別にみると、20代が70.5%で全体より約12ポイント低く、逆に40代は、全体より約5ポイント高い86.9%となりました。
確かに、子どものしつけについて、親が持つ責任も確かに大きいとは思います。
しかし、子育ての親に対する責任や期待が大きすぎないでしょうか?
そこに対して強烈な違和感を感じます。
親の影響ってどれぐらい?
これは年齢によって変わってくると思いますが、
小学生~中学生ぐらいになるとだいたい3割~4割ぐらいだというのが僕の感覚です。
共働きが多くなってきた昨今では、
両親と一緒にいる時間よりも学校の先生といる時間のほうが長いはずです。
また、思春期になると、同年代の友人から受ける影響のほうが圧倒的に大きくなると思っています。
そのような中で、
不登校になったら親のせい、非行に走ったら親のせい、、、
本当にそうなのでしょうか?
責任を分散させる仕組みづくり
中高生になると、すでに一人の個人として立派な意思を持っています。
親の心配や気遣いをよそに、様々な言動をとります。
それを全て親の責任と捉えることに、何の意味もないと思います。
それよりも、デジタルコミュニティを作ることで責任を分散させる仕組みをつくることが重要ではないでしょうか。
価値観が多様化し、子どもを産まない選択肢をとる人も増えてくると思います。
たとえば、そんな人も子育てに参加できるようなコミュニティをつくるともっと子育てがやりやすくなり、子どもも多様な価値観に触れられるので良いことづくめな気がします。
今回はひとつの問題提起という感じでとりとめなくブログを書きました。
まあ、こんな回があってもいいよね。