カイシャ工房代表の山田です。
2025年から国立大の入試に「情報」が必須になりそうですね。(詳しくはこちらをご覧ください)
科目化することの是非は置いておいて、特にネット情報の正しい使い方を教えることは今後の教育としてかなり緊急度が高いと思っています。
カイシャ工房では探求学習も実施していますが、その中で平気でWikipedeiaを正しい情報として扱う学生がとても多いです。
そして、そのことについて何も疑問に感じてなかったりします。
そして、コンサルティングをしているときに度々思うのですが、教える側である先生の情報リテラシーもめっちゃ低かったりします。
(それ何年前の情報ですか・・っていうのをドヤ顔で話している先生がいてドン引きします)
ではどうすればよいでしょうか?
正しい情報とは何か
そもそも、正しい情報とは何か?ということから考える必要があります。
明確なフェイクニュースや根拠の乏しい情報はもちろん正しい情報とは言えません。
ただ、恐らく情報を発信している人はそれを「正しい」と思っているはずです。
情報が「正しい」か「正しくないか」の判断がつけられないことが一番の原因だと思います。
まずは正しい情報とは何か?を明確にすることが重要です。
【情報の確認ポイント】
1.情報の出所はどこか
2.情報の鮮度はどうか
3.情報の根拠は何か
これらを高い精度で確認することが求められるため、結構な量の練習が必要だと思います。
正しい情報を身に着けるための練習
自分で実施する方法としては、「情報を発信してみること」が有効だと考えます。
自分自身で情報を発信すると、説得力を持たせるために試行錯誤することになります。
説得力を増すために、既存の情報を加工することもすると思います。
実際、業界リサーチなどをしていると、数字をうまく組み合わせると見せたいように数字を加工することができるようになったりします。
自分自身でその経験をしておくと、加工されたり強調されている数字が見抜けるようになるのでとてもおもしろいです。
情報の授業でここまでやってくれるといいな~と思ってはいますが、多分無理でしょう。
カイシャ工房のディベートタイムでは、このような情報を扱う方法も教えています。
というか、ネットから正しく情報を取り入れないとディベート勝てません。
ディベートを実施すると、自然と根拠のある情報を探す必要がでてくるためより実践的です。
お子様の情報リテラシーに不安がある方は、ぜひ一度相談してください!