カイシャ工房代表の山田です。
みなさんは、自分でやりたいことが見つかった後のことを考えたことがありますか?
せっかく見つかったやりたいことが、周囲から応援されなかったり、迷惑をかけるとわかったときにどうしますか?
今回は私の経験談から、やりたいことが見つかった後の自分のことを考えて欲しいと思います。
代表の高校時代
中学時代はとても楽しい学校生活を送りました。
しかし、高校に入学したらめちゃくちゃ違和感が。
誰も喋らない授業。同じような髪型。長いスカート丈。
いわゆる進学校で、みんな真面目。大人しくて先生の言うことは素直に聞く。
そんな校風に気味の悪さを感じたことを今でも覚えています。
高1のときは、進学校にも関わらず「美容師になる!」と言いながら全く勉強せず、テストは常に赤点。
高2のときに、親からの美容専門学校に行くなら金は一銭もださない宣言を受け、あえなく断念。
一人暮らしをする条件が国公立大学に行くということだったので、高2の冬から本気を出して勉強を始めました。
目標が明確に決まった大学受験
高2の冬まで全く勉強していなかったので、どれだけ勉強時間があっても時間が足りません。
そこで当時の僕が取った行動は
『学校に行かない』
学校の意味のない勉強(当時の先生方ごめんなさい)が本当に嫌いだったので、最初は朝まで勉強し、寝ずに学校に行き、学校で爆睡するという生活をしていました。
そのうち学校に行く時間すらもったいないと思い始め、朝学校に行くふりをして公園のベンチやミスドで勉強するようになりました。
あまり頻繁にやっているとばれるので、適度に学校に行ってましたが、「学校に行くとお腹が痛くなる病」と嘘をつき、保健室で全力で勉強していました。
ただ、当時は、
「勉強しているのに邪魔してくる大人が悪い」
「目標に向けてがんばってることの何が悪い」
「俺はわるくない」
こんな感じで思ってました。
母親が影で泣いていることを知る
これだけ好き勝手をやっていて、もちろん学校の先生にばれないわけはありません。
僕が知らないところで母親は学校に呼ばれていたようです。
母親は先生との面談で泣いていたそうです。
後からこの事実を聞かされたときに、どうすればよいのかわからず、悩んだあげく不眠症になりました。
結局学校にはほとんど行かず、最後まで受験勉強に勤しみましたが。
今考えても、あのときどういう行動をとっていればよかったのかわかりません。
普通に学校に行っていたら、きっと大学には受からなかったでしょうから。
ただ、自分自身のことでいっぱいいっぱいになり、気遣ってくれる人を傷つけていいわけはないです。
これが今までの人生で一番申し訳ないと思ったことです。
みなさんは、本当に達成したいことがあり、何かを犠牲にしなければならないとき、どういう選択をしますか?