カイシャ工房の山田です。
今回のブログでは、カイシャ工房のメニューのひとつであるディベートタイムでどんなことをやっているのかを書いていこうと思います。
ディベートをすることで何を得られるのか?どうやって進めているのか?
これを読んでイメージしていただけると幸いです。
ディベートってそもそも何なのか、なぜディベートをやるのか、ということは以前ブログを書いていますのでそちらをご覧ください!
実際にどうやって進めてるの?
カイシャ工房のディベートタイムは、初めて実践する人が入りやすいよう工夫しています。
個々人によってカスタマイズしながら進めていますが、下記が一例です。
≪ディベートが初めての人の場合≫
1.テーマについてのインプット
元々の知識がないとディベートはできません。
導入として、私からのレクチャーやなぜこのテーマを選んだかの話をしながら、次週までに自分なりに調べてきてもらいます。
2.ディベート1回目
調べてきてどう思ったのか、現時点の立ち位置でまずは私とディベートをしてみます。
なぜ自分はそう思ったのかという理由はもちろん、自分自身の価値観を過去を振り返って掘り下げていきます。
次回は立場を逆転するため、逆の立場の人の気持ちはどうなのか?ということも想像する時間にします。
3.ディベート2回目
前回とは立場を逆転してディベートします。
違う視点に立ってみた感想や、その価値観やそこで得た気づきなどを深堀っていきます。
4.ディベート3回目
最後に、結局自分はどちらの意見なのかを選んでもらいディベートします。
ここまでくると歯ごたえのあるディベートができるようになります。
ディベートで何が得られるのか?
多様な価値観を尊重する力
物事を善悪や可否などの二項対立で考えるのではなく、色々な視点で物事を考えられるようになります。
このことは、価値観が多様化しグローバルな舞台で活躍しなければいけないこれからの子どもにとって、最も重要なスキルのひとつだと思っています。
自分の考えを言葉にして話す力
自分で考えていることを相手に正しく伝えることは、非常に重要ですが非常に難しいスキルです。
このスキルは練習すれば誰でも向上させることができますが、その機会はなかなかないのが現状です。
ディベートは、自分の言葉で相手に何かを伝える練習に最適です。
新しいアイディアを生み出す力
あえて意見を対立させるのがディベートのおもしろいところです。
今まで当然だと思っていたことが、話している中で変わっていく感覚はとても興味深いものです。
思考の枠をはずし、考えがアップデートされる感覚をぜひ体験して欲しいです。
さいごに
難しそうに感じるディベートですが、カイシャ工房では個々人のレベルに合わせて進めていきますので無理なく実践することができます。
価値観が凝り固まっている子がみるみる発想が柔軟になっていく様をみると、子どもの吸収力の高さに驚きます。
私は「答えのない問い」を考えることが、今後の社会を生きる上で最も重要な力になると信じています。
ぜひ一度体験してみませんか?
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