ブログをご覧いただきありがとうございます!カイシャ工房の山田です。
今回は僕が疑問に思っていることについて書いていこうと思います。
それはズバリ「大学卒が年収が高い」という点についてです。
現時点ではそうかもしれませんが、これからの時代はそうなのでしょうか?
学歴別平均年収と大学進学率
よく、「大卒は生涯年収が全然違う。だから大学には行ったほうがよい!」という話を聞きます。
このデータだけ見ればそう思うでしょう。
続いてこちらのグラフをご覧ください。
これは大学の進学率です。
2018年には、短大を含めた大学進学率は58.1%で、53.7%が4年生大学に進学しています。
現在の大学進学率では、9割が4年生大学に進学しているんですね。
「大卒が生涯年収が高い」は本当?
上図の2つを見てみると、違和感を感じます。
確かに、大卒・大学院卒の給与の伸び率は高いです。
ただ、これって今の40代・50代の人の大学進学率が低かったからじゃないか?と思うのです。
1970年代~80年代の大学進学率のグラフを見てみると、全体だと4割を切っており、さらに短大の進学率も10%を超えています。
ということは、この時代に4年生大学に進学している人は3割弱だったわけです。
しかも年功序列で終身雇用。そりゃ給料に差がつくワケです!
これから進学を考える人へ
大学に行く人が6割に近くなってきている現在では、「大学に行く=給料が高い」という図式は成り立ちにくくなっています。
日本が完全な成果主義になるかはわかりませんが、少なくとも一度入社した会社に定年まで勤めあげる時代ではありません。
本当に勉強したいと思ったら、オンラインで学位がとれる時代です。
みなさんの大学に行く理由は何でしょうか?
【LINEでの相談も受け付けています】