カイシャ工房代表の山田です!
今回は学校や塾で学生と接する先生方みなさんが思っていることではないかと思います。
保護者の方は「学校の成績を上げるための指導」と「考える力を向上させる指導」が
一致しないということをご存知でしょうか?
子どもにどうなって欲しいのか?どんな力を身に着けて欲しいのか?によって
先生に求めるものや、必要なことが全く変わってきます。
保護者として何を考えていけばよいのか、具体的に書いていこうと思います。
学校の成績を上げるために必要なこと
中学校・高校の成績を上げるには大きく2つに分解することができます。
①テストの点数が高いこと
②先生に気に入られること
この2つの合計が内申とか評定と言われるものです。
テストの点数を上げるポイント
学校の定期テストの場合、理解ができているかよりも、パターン演習をしていかに「見たことある」問題にするかが重要です。
大量の問題と解答をインプットしておき、テストのときにそれを出力するイメージです。
正直本質を理解してなくても点数を上げることは可能です。
なので、塾や予備校では大量の問題を解かせ、さらにそれを反復するという手法をとります。
これが一番手っ取り早くテストの点数を上げられます。考えるよりも反射で解くといった感じです。
ただ、このやり方だと全く考える力は向上しません。
※上位校の入試や一部の先生のテストはその限りではありません
先生に気に入られるポイント
これはとてもシンプルです。
「先生の言うことを素直に聞くこと」につきます。
先生の言うことが正しく、疑問を挟まずにその通りに行動する。
なんなら、先生が気に入りそうなことを先回りしてやっておく。
これが内申点の高い生徒の特徴です。
これが問題視される雰囲気は醸成されてきてはいますが、
まだまだ現場での変化には至っていないと感じます。
※もちろん、素晴らしい先生はたくさんいらっしゃいます
まとめると、
学校の成績を上げるためには自分で考えるよりも先生の言うことを素直に聞くことが大事だということがわかります。
考える力を向上させるのに必要なこと
考える力を向上させるには、「答えのない問い」について自分だったらどう答えるか?を考える必要があります。
そのためには、「自分はどういう人間か」を理解する必要があります。
そのためにカイシャ工房ではコーチングやディベートを実施しています。
詳しい内容はこちらのブログで詳しく書いてますので一度ご覧ください。
ただ、これには非常に時間がかかります。そして失敗を許容することも重要です。
人生を通して考えていかないといけない問いですからね。
学校の成績を短期的に上げたり、一発勝負の入試に現役で合格することとの相性は最悪です。
これが矛盾している理由になります。
さいごに
カイシャ工房では、考える力を向上させる取り組みに特化しています。
なぜなら、テストで点数をとる力よりも今後より求められる能力だと思っているからです。
そして、考える力を先に鍛えておくと大学入試はすんなりと対応できます。
共通テストの問題も含め、思考力を問われる流れは顕著です。
学校や既存の学習塾で満足できない学生の方は、
長い期間をかけてでも、考える力を一緒に向上させていきませんか?
【LINEでの相談も受け付けています】