カイシャ工房代表の山田です!
やる気スイッチグループの調査で、子どもに「勉強しなさい」と言う親ほど読書をしていないことが明らかになりました。
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![](https://kaisha-kobo.jp/wp-content/uploads/2021/11/6589_fig03.png)
これは実際に指導していた際にも感じていたことであり、非常に納得感のある結果でした。
この事象から、今回は保護者としてどういう対応をしていけばよいかを考察したいと思います。
子どもは親の鏡?
子どもは親の言うことは聞かない割に、親の言動は非常によく見て真似をしていることが多いです。
特に女の子は、言い回しや口癖がお母さんとそっくりだったりします。
私の経験上の話ですが、
「うちの子全然読書しなくて困ってるんですよ~」と相談をいただいたときに、
「ご家族は本を読みますか?」と質問をすると、ほぼ答えは「NO」です。
逆に、読書をする子どもの家庭では、ご両親が読書好きであることが多いです。
要するに、家庭で本を読むという行為が当たり前になっているかどうかが重要なのです。
親がやっていないことは子どももやりません。
親が子どもにできること
以前にこんなブログを書きました。
子どもは親とは全く違う個人であり、教育の責任を親にだけ求めるのは酷な話だと思っています。
ただ、「こうして欲しい」「こうなって欲しい」ということを考えたときに、親の行動を変えることをおすすめします。
前述したように、子どもは親の言動を本当によく見ています。
観察といってもよいでしょう。
最初の調査にあったように、読書をしていない(勉強をしていない)人から「勉強をしなさい」と言われても説得力ないですよね。
これは自分自身への戒めとしても忘れないようにしたいところです。