カイシャ工房代表の山田です。
カイシャ工房では、そもそも不登校という言葉をなくす取り組みをしています。
詳しくはこちらのブログをご覧ください!
「不登校」の人数が日々ニュースで流れたりしていますが、そもそもどうなったら不登校になるのでしょうか?
この線引きって実はかなり曖昧なんです。
長期欠席と不登校
まず簡単に言葉の説明からしたいと思います。
長期欠席:30日間以上欠席した者の数。欠席は連続である必要はない。
この長期欠席の理由として、4つが選択できるようになっています。
病気:心身の故障やケガなどで入院、通院、自宅療養のため長期欠席した者。
自宅療養については、原則として、医師の指示や診断書の有無で判断されるが、本人の周囲の者が適切と判断した場合も含む。
経済的理由:家計が苦しく教育費が出せない、本人が働いて家計を助けているなどの理由で、長期欠席した者。
不登校:「病気」や「経済的理由」以外の何かしらの理由で、登校しない(できない)ことにより長期欠席した者。
その他:「病気」、「経済的理由」、「不登校」のいずれかにも該当しない理由により長期欠席した者。
不登校という言葉は、長期欠席の中に含まれることがわかります。
理由がわからない場合は「不登校」か?
上記の4つの中から長期欠席の理由を考える必要があるのですが、欠席の理由が明確でない場合があります。
その場合は「不登校」でしょうか?「その他」なのでしょうか?
これは学校や都道府県によって判断が違います。
「その他」がほぼゼロの都道府県もあれば、「その他」の割合が高いところもあり、かなり判断が曖昧なことがわかります。
「不登校」の数が増えているのは間違いないとは思いますが、正確な数はどうやっても把握できないということです。
不登校という言葉をなくそう!
そもそも「不登校」という言葉は、学校に行くことが前提としてある言葉だと思います。
ただ、インターネット環境さえあれば学習ができる時代において、必ずしも学校に行く必要はなくなってきていると思います。
義務教育は少なくとも義務ですが、高校になるとなおさら行く意味がわからないですよね。
学校に行かないという選択肢を普通にするために、カイシャ工房としてできることをこれからも続けていきたいと思います。
- 学校に行くことに疑問を持っている子ども、保護者
- 学校に行きたくても行けない子ども
- 学校に行かないことを不安に思う保護者
の方々は、ぜひ一度お話しましょう。
学校に行く以外にも、色々な選択肢があることを提案できると思います!
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